ワールドカップバレーは、4年に1度開催される国際バレーボール連盟が主催する大会で、オリンピック、世界選手権と並んでバレーボールの世界3大大会の1つです。
来年2020年のオリンピックの前哨戦として、世界のライバルとの差を確かめる場だけではなく、日本代表を選出する選手選考の場としても非常に注目の大会です。
この記事では、男子大会の大会日程と注目国を紹介します。
大会方式
ワールドカップバレーは「開催国」「前年の世界選手権優勝国」「5大陸選手権の優勝国と準優勝国」のいずれかの条件を満たす12ヶ国が参加します。
大会は参加12ヶ国の1回総当たりで行われ、セットカウントによって与えられるポイントの総数によって、順位が決まります。
前回2015年のワールドカップバレーでは優勝したアメリカと、2位だったイタリアが翌年のリオデジャネイロオリンピックでメダルを獲得しているので、2020年東京オリンピックの行方を占う重要な大会です。
大会日程・開催場所
男子大会は2019年10月1日(火)~10月15日(火)の15日間で開催され、合計11試合を戦います。
開催地は、福岡、広島、長野での開催が決まっており、詳細な日程は組合せ抽選の際に決定します。
大会では12チームを6チームずつAサイトとBサイトに分けて、1日で合計6試合を行います。日本の対戦順は今後の抽選できまっていきます。
注目は世界王者「ポーランド」・多彩な「ブラジル」
ワールドカップバレーでの注目国の1つは、世界王者のポーランドです。
ポーランドと聞くと、スポーツ界ではそこまで有名な国ではないかもしれませんが、男子バレーにおいては世界を代表する強豪国です。
今では、一般的になった「バックアタック」もポーランドが開発したものと言われています。
ポーランドのストロングポイントは何と言ってもその高さです。
ミドルブロッカーは当然2mを超える選手が務めていますが、ウイングスパイカーにも2m超の選手を置き、圧倒的な高さを誇ります。
相手のブロックが何枚つこうがお構いなしにスパイクを打ち込んできます。
その圧倒的な攻撃力は見ていて圧倒されるほどです。
そして、もう1つの注目国はブラジルです。
世界選手権ではポーランドに敗れてしまいましたが、その強さは世界の1線級です。
ブラジルの強さは何と言ってもその速さです。
セッターの手から放たれた矢のようなトスをアタッカーが次々に決めていくのがブラジルのバレースタイルです。
高さではどうしても世界に及ばない日本が目指すスタイルの最高峰がブラジルと言っても過言ではありません。
日本代表との違いを見極める意味でもブラジルは注目国の1つです。
簡単ですが、2020年のオリンピックを占うワールドカップバレーについて大会日程や、注目国を紹介させていただきました。
女子の方もこちらの記事で同様にまとめています。
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ワールドカップバレーボール2019|女子大会日程と注目国
日本で開催されるワールドカップバレー、世界のトップチーム、トップ選手のプレーを間近でみることができる大会です。今からとても楽しみですね。
(t6)