2019年3月29日から開幕のプロ野球ペナントレースに合わせ、今回は千葉ロッテマリーンズの注目のルーキーをご紹介します。
ドラフト1位の藤原恭大選手です。
藤原恭大選手基本情報
藤原恭大(ふじわら きょうた)選手は2000年5月6日生まれ現在18歳です。
出身は大阪府で左投げ左打ち、ポジションは外野手です。
高校時代は大阪桐蔭高校に所属して、1年生からレギュラーとして活躍しました。
2018年の甲子園では大阪桐蔭の4番を務めて、チームを優勝に導きました。
また、そのイケメンぶりが注目され多くの女性ファンもいます。
11月のドラフト会議では3球団競合のすえ、千葉ロッテマリーンズにドラフト1位での入団が決まりました。背番号は2番です。
藤原選手はトリプルスリーなるか?
藤原選手は身体能力が高く、走攻守3拍子揃った選手です。
バッティングでは高校通算32本塁打を放ったパワーと、甲子園で打率.462を記録した高打率を併せ持つ、ヒットもホームランも打てる選手です。
足も速く、50m5.7秒という記録をもつ俊足です。
そのため、守備範囲も広く、遠投も110mを投げる強肩と正に、走攻守3拍子揃った選手といえます。
本人も好きな選手として名前を挙げているソフトバンクホークスの柳田選手と同じく、トリプルスリー(1シーズン 打率3割、30本塁打、30盗塁)の期待がかかる選手です。
甲子園では、そのたくましい筋肉にも注目が集まり、SNSでも話題になりました。
その肉体もプロの環境でより磨がかれ、特徴の1つになるかもしれません。
藤原選手の1軍出場に立ちはだかる壁
そんな逸材早く1軍で活躍する姿を見たいのですが、そこにはプロの壁が立ちはだかります。
藤原選手と同じポジションの外野手には、2016年の首位打者と最多安打の2冠に輝いた角中選手や、ロッテ不動の1番バッター荻野選手がいます。
また、日本ハムからレアード選手が移籍してきたことで、レアードとポジションが同じ鈴木大地選手や、期待の若手平沢選手を外野手として起用するプランも考えられます。
期待のルーキーですが、やはり実力の世界なので、この先輩方を超える活躍をしないと1軍での出場は難しいかもしれません。
また、藤原選手は左打者ですが、ロッテには藤岡選手、安田選手、鈴木選手、平沢選手、角中選手など良い左バッターが多いことも藤原選手が1軍で活躍するための障害になるかもしれません。
甲子園優勝チームの4番打者がプロの世界で1年目にどれくらい活躍するか楽しみですね。
プロの高い壁はありますが、それを超える活躍を見せることができれば、チームの上位進出も見えてくるかもしれません。
(t6)